Q04: ランプ励起パルス発振YAGレーザ溶接機の特徴

YAGレーザ溶接機は幅広く使われるレーザですが、UWJAPAN株式会社では、コストパフォーマンスの高い「ランプ励起YAGレーザ溶接機」に特化した製品開発に取り組んでおります。

 

ランプ励起の特徴

  実績の多い加工方法である。

  導入コストが安くCWと比較して、高ピークパワーを得られる。

  スポット溶接に最適。(溶接に必要なナゲット径を得易い特性を持っている)

特に微細部品(主に板厚=1mm以下)の精密接合では、短時間に高熱を与えるパルス発振のレーザが有効です。

例えばランプ励起YAGレーザ溶接機では、70Wでも10ms以下の短時間で7.0 kW以上のピークパワーを得ることができます。

連続発振(CW)では最大ピークパワーは、70W時に0.07 kWになります。
よって、パルスYAGレーザ溶接機は、短時間でピークパワーを出せることにより、コストパフォーマンスに優れ、質の高いスポット的な加工が可能になります。

 

 

 

■ ピークパワーとパルス幅の関係

Peak Power』と『レーザ照射時間』の関係は、Peak Powerが溶け込みの深さと比例し

照射時間が溶接ナゲットの面積の広さに比例する傾向にあります。

 

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